koogawa blog

iOS、Android、foursquareに関する話題

既存アプリをiPhone 6 Plusの解像度に最適化する

クラスメソッドさんの記事がとても参考になりました。

[iOS 8/Xcode 6] Launch Screen (スプラッシュ画面) を Interface Builder で作成できるようになりました | DevelopersIO

今後は起動画面にXIBファイルが使えるようになり、このファイルを既存アプリに追加することで、iPhone 6/iPhone 6 Plusの解像度にも対応できるようです。

さっそく試してみる

拙作「まりも」アプリで実験してみました。

まりも

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起動画面用ファイルを追加

Xcodeの File > New > File... から追加できるみたいです。

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こんなXIBファイルが生成されました。

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Info.plistに設定

この時点ではまだ最適化されませんでした。Info.plistにも設定が必要なようです。

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このように「Launch screen interface file base name」にXIBのファイル名を指定してあげます。(.xibは不要)

実行してみる

こちらがiPhone 5S(640x1136px)での実行結果です。

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これをiPhone 6のシミュレータ(750x1334px)で実行するとこうなります。

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背景画像は画面いっぱいに拡大するようにしてあるので表示崩れは発生しませんが、高解像度に対応してないバナーの右側に余白が空いてしまっているのがわかります。

次にiPhone 6 Plusのシミュレータ(1242x2208px)で実行するとこうなります。

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画面が広くなったのに対し、マリモの大きさはそのままなので豆粒みたいになってしまいました(^^; また、バナー右側の余白もさらに大きくなっています。(この余白がiPhone 5Sの幅との差分になります)

せっかく画面が広くなったので、それを最大限に活かしたアプリを作って行きたいですね!